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パベルさんが書いた本で、日本語版の題名「防弾腹筋」という本がある。
内容としては
ヤンダシットアップによるアイソレートな腹筋の鍛え方呼吸、
腹直筋以外の部分の鍛え方などバリエーションに富む。
この本で初めて知った種目のうち、特に興味を引くものが三つ。
1)サクソンサイドベント
2)フルコンタクトツイスト
3)スーツケーススタイルデッドリフト
利用しているスポーツクラブではBIG3と懸垂をやって
スタジオのYOGAにでて一杯一杯。
家で何とかできないものか。
このブログを見てくださっている人というのは
・筋トレし始めたばっかり。自重中心。
ケトルベルをもっていないがちょっと興味がある
・ダンベルくらいはもっている、ケトルベルもやっている
・ホームジムも完璧。スクワットだって家でやる
・たまたま検索に引っかかった。暇つぶし。
という感じだと思われる。
(網羅していない点は見逃していただきたい)
以下は
・ダンベルくらいはもっている、ケトルベルもやっている
という方にむけて書いてみたい。
1)についてはダンベルさえあれば可能なので非常に手軽。
いわゆるサイドベントを手を上げて行えば良い。
両手にダンベルを持ってばんざーい。
そして、「「腰をひねらずに」」「「倒すだけ」」でサイドベント。
(腰をひねること、体を倒すことそれぞれ一つだけの動作であれば
問題ないらしい。二つ重なると非常にまずいとのこと。
安全のため、注記)
2)についてはバーベルのセットと、それを許す空間が必要なので私は諦めた。
(スポクラでもやれない)
3)について。
デッドリフトを片手で行うのだが、バーベルに対し正対しない。
90度横を向いて行う。
ビジネスマンがスーツケースをもつ要領でバーベルを持つ。
バーベルで行うと漸進的な負荷が可能であり
バランスをとるためスタビライザーの強化も期待できる
一方で
それだけの設備を要する。
ケトルベルで行うと重量は固定であるが、手軽でもちやすくやりやすい。
一方で
32kgを越えた重量のケトルベルをもっている人は限られているが
32kgのスーツケースデッドリフトが難なくできる人はたくさんいると思われる。
バーベルでのスーツケースデッドリフトは私でも40kgを越えているので
よりもちやすくバランスのとりやすいケトルベルでのスーツケースデッドリフトでは
より高重量が要求されるのではないだろうか?
家である程度の重量で手軽にスーツケースデッドリフトをしたい。
ダンベルでやるのは無理がある。ケトルベルがあるので利用したい。
複数のケトルをまとめれば流石に高重量といえるだろう。
複数のケトルベルを上手にまとめるには・・・・?
私の中の理想ではハンガーのようなモノを想像していた。
真ん中の取っ手を持ち、棒のそれぞれの端っこにケトルをぶら下げる。
高重量も可能。素晴らしい。
しかし、そんなものはない。何か代替品は無いものか。
そこで見つけたのが、こちら。
http://pump.ocnk.net/product-list/25
フリークライミングで利用されている、通称ヌンチャク。
ケトルベルの取っ手に直接引っ掛けることはできないので
針金で作ったわっかをケトルベルの取っ手に通し、
二つのケトルをヌンチャクでつないで完成。
ヌンチャクが2000円弱。針金は100円ショップで購入。
締めて2500円。
もっと良いやり方があるかもしれないし
胴体に負荷をかける種目なので、他の種目との兼ね合いがあると思う。
何かの参考になれば。
TSCについては幾度か記事にしてきた。
TSCは多角的に強さを測ることができるという点で、私はよい試みだと思う。
(スナッチで持久力を、懸垂で自重を扱う能力を
そしてデッドリフトで絶対重量を扱う能力を見ることができる)
どれも背面の筋肉を利用した種目だ。
少し疑問に思った。
パワーリフティングだと、
押す・引く・立ち上がる。胸・背中・脚。
素人目にもバランスが取れていると納得できる。
(その分持久力や、体重比は無視されている
しかし種目数が3を越えるのは何か違う気がする)
TSCは背面の筋力を重要視している、そういう思想なのか?
例えば、デッドリフトは、なぜ、ベンチプレスでなくデッドリフトなのか。
ベンチプレスはビッグ3の中でも一番人気があるし人気が出そうだ。
しかし、パベルさんが作ったとなると何らかの意図がありそうだ。
素人なりに「こういう意図なのか?」と、仮説を考えてみた。
・現代人は引っ張る力を鍛えるべきだという思想がある
・利用する筋肉量が ベンチプレス<デッドリフト なので
体重に比例して能力が上がるであろう「絶対重量を扱う能力」を
計るに相応しい。
・扱う重量が ベンチプレス<デッドリフト なので
競技者の順位に差をつけやすい
・基礎能力としての握力を重視している
・ベンチプレスは純粋な力だけでなく、「ベンチプレスのための」
技術が必要であるので、純粋な力を計る種目に採用したくなかった
頓珍漢なことをいっている部分もあるだろうけれど
理由・根拠があるとすればこんなところだろうか?